張軍国連大使「中国は国際的な食糧安全保障の維持に一貫して積極的に貢献」
人民網日本語版 2023年08月04日15:07
中国の張軍国連大使は3日、紛争と食糧安全保障に関する国連安保理のハイレベル公開討論で、「食糧の非安全性は本質的に世界規模の不十分で不均衡な発展の結果である。食糧安全保障の問題においては、行動することが最も重要であり、中国は一貫して積極的な行動で国際的な食糧安全保障の維持に貢献してきた」と表明した。新華社が伝えた。
張大使は「食糧危機は他の伝統的、非伝統的な安全保障問題と絡み合っている。国際社会の共通の安全保障なくして、永続的な食糧安全保障は困難だ。国際社会は、共通の安全保障という理念を強固に確立し、一方的制裁、『デカップリングとサプライチェーンの分断』、市場秩序の破壊、他国企業への抑圧など、国際的な食糧安全保障と世界的な協力に影響を与える行動に断固として反対する必要がある。中国は関係国に対して、法的・事実的根拠を欠き、公平・正義に反するこうしたやり方の即時停止を促す」と表明。
「食糧安全保障の問題においては、行動することが最も重要であり、中国は一貫して積極的な行動で国際的な食糧安全保障の維持に貢献してきた。中国はグローバル発展イニシアティブと国際食糧安全保障協力イニシアティブを打ち出し、食糧分野における実務協力を提唱し、140以上の国や地域と農業協力を実施し、1000件以上の農業技術を発展途上国に普及させ、80以上の発展途上国のために1万4000人以上のハイブリッド米の専門技術者を育成し、アフリカで農業発展と貧困削減のための13のモデル村の建設を開始し、援助を必要とする国々に緊急食糧援助を行ってきた。中国は今後も引き続き世界各国と共に、世界の食糧安全保障の維持のためにより大きく貢献していく」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年8月4日
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