中国10月の製造業PMIが分岐点を下回る 国家統計局がコメント
人民網日本語版 2023年11月16日14:19
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製造業購買担当者景気指数(PMI)はマクロ経済の運営状況を反映する重要な先行指標だ。中国の10月のPMIは49.5%となり、再び景気・不景気の分岐点となる50%を下回った。
これについて、国家統計局の劉愛華報道官(国民経済総合統計司司長、チーフエコノミスト)は15日の記者会見で、「10月は、国慶節(建国記念日、10月1日)の連休と連休前の一部ニーズの顕在化といった要因の影響を受けて、製造業PMIが分岐点以下に落ち込んだのであり、季節的要因の影響もあった」と述べた。
これと同時に、データの内部構造の変化の分析も必要だ。劉報道官は、「生産状況を見ると、10月の製造業PMIのうち、生産指数は50.9%で、引き続き分岐点を上回った。企業の期待を見ると、製造業企業生産経営活動期待指数は前月比0.1ポイント上昇の55.6%となり、4ヶ月連続で景気拡大局面にあった」と述べた。
また劉報道官は、「企業の生産力効果などの指標を合わせて総合的に判断する必要がある。ここ数ヶ月間、中国の工業生産は安定の中で上昇する傾向にあり、8月、9月、10月の工業付加価値額の前年同期比成長率は安定の中で回復上昇した。工業企業の収益も2ヶ月連続で成長した。こうした生産や収益の指標から、生産における積極性が上昇し続けていることが分かる」とした。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年11月16日
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