习专栏

出産終えたチルーの「大移動」がピークに 青海省可可西里

人民網日本語版 2023年07月31日16:49

7月28日、青蔵公路を渡って三江源地区の生息地に戻るチルーの群れ。撮影・張宏祥

7月28日、青蔵公路を渡って三江源地区の生息地に戻るチルーの群れ。撮影・張宏祥

毎年5月から7月にかけて、青海省の三江源地区(長江、黄河、瀾滄江<メコン川上流>の源流地)や新疆維吾爾(ウイグル)自治区阿爾金(アルチン)山脈、西蔵(チベット)自治区の羌塘(チャンタン)高原などに生息するメスのチルーが、出産のために青海省・可可西里(フフシル)の卓乃湖へと大移動する。そして出産後、子供のチルーを連れて生息地へと戻る。そのため、7月下旬になると、子供を連れて生息地への「大移動」の途に就くチルーの群れを見ることができる。青海省の三江源地区のチルーは、青蔵公路(国道)を横切って生息地へと戻る。新華社が報じた。

7月28日、青蔵公路を通過して三江源地区の生息地に戻るチルーの群れ。撮影・張宏祥

7月28日、青蔵公路を通過して三江源地区の生息地に戻るチルーの群れ。撮影・張宏祥

三江源国家公園管理局・長江源パーク・可可西里管理処のモニタリングによると、現時点で、300頭以上のチルーが青蔵公路を渡っており、チルーが生息地へと戻る「大移動」がピークを迎えている。(編集KN)

7月27日、可可西里で撮影したチルーの群れ。撮影・張宏祥

7月27日、可可西里で撮影したチルーの群れ。撮影・張宏祥

「人民網日本語版」2023年7月31日

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