はぐれてしまった場合や、約束した友人や家族とできるだけ早く会うことができるようにと、浙江省寧波市の地下鉄の一部の駅構内に最近、「落ち合い場所」という表示が設置された。
利用者が急増する「メーデー(5月1日)」の5連休に合わせて設置された「落ち合い場所」の表示は、はぐれてしまった場合や、約束した友人や家族とできるだけ早く会うことができるようサポートしてくれるだけでなく、ここに初めて来て右も左も分からない乗客にとっては、自分がどこにいるかを見定めるための助けともなっている。さらに、予想外にも、ネットユーザーの間で大きな話題となり、人気の「写真スポット」にもなっている。
「落ち合い場所」の表示は、寧波市の地下鉄駅構内の案内カウンターや地下鉄路線マップの近くに設置されている。地下鉄の駅員によると、まず、鼓楼駅、海晏北路駅、桜花公園駅、大卿橋駅の構内の目立つ位置に「落ち合い場所」の表示が設置されている。現時点では、テスト段階で、1つの駅につき1ヶ所だけ設置されている。今後は、その実際の効果を検証する予定で、乗客からの意見や提案も歓迎しているという。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年5月11日