雲南省楚雄彝(イ)族自治州は、数年前から、優れた中国伝統文化の創造的な転換とイノベーティブな発展路線を堅持し、彝族刺繍の特色ある文化産業の発展を着実に加速させてきた。現在、全自治州の彝族刺繍に従事する世帯は538世帯で、彝族刺繍協会(合作社)は56ヶ所、彝族刺繍の女性職人は5万7千人に達している。2022年、自治州全体における彝族刺繍産業の付加価値は、2012年時点の10倍に相当する2億4500万元(約20億円)に上った。人民網が伝えた。
悠久の歴史を誇る彝族刺繍には、彝族の歴史と文化が凝縮されている。楚雄の彝族刺繍は、1700年あまり前から伝承されている中国大地を彩る美しい文化の結晶であり、ユニークな発想と大胆な配色、精巧なデザインで広く知られている。雲南省楚雄彝族服飾は、国家級無形文化遺産に、彝族刺繍は省級無形文化遺産に、それぞれ登録されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年2月21日