中国全土の科学技術館及び科学技術類博物館が1677館に

科学技術部（省）が先ごろ発表した2021年度全国科学普及統計データによると、中国の科学普及経費は2021年に大幅に増え、科学普及館の建設が持続的に推進された。2021年の全国の科学技術館及び科学技術類博物館は1677館で、前年を152館上回った。展示ホールの面積は13.03％増となった。新華社が伝えた。

上海自然博物館で開催中の「深海園林」を見学する来館者（2022年12月3日撮影・張建松）。

統計データによると、2021年の全国科学普及活動経費調達規模は前年比10.10％増の189億700万元（1元は約18.8円）。全国1人平均科学普及特別経費は前年比0.54元増の4.71元となった。

科学普及人員チームの建設が着実に前進し、人員構成がさらに最適化された。2021年の全国科学普及専業・兼業人員は前年比0.80％増の182万7500人だった。中級職称以上もしくは大卒以上の学歴の科学普及人員は前年比9.47％増の111万5500人で、同年の科学普及人員全体の61.04％を占めた。

また、2021年に全国の各種機関が開催したオンライン・オフライン科学普及（科学技術）講座は延べ103万8200回で、参加者は前年比108.24％増の延べ33億8000万人にのぼった。開催したオンライン・オフライン科学普及（科学技術）特別展は延べ10万700回で、参加者は延べ2億500万人。開催したオンライン・オフライン科学普及（科学技術）コンテストは延べ3万6800回で、参加者は前年比294.22％増の延べ7億2600万人だった。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年1月3日