北京市が今月6日から実施している「新型コロナウイルス感染症対策プラン(第9版)」では、同市の新型コロナウイルス対策を調整しており、秩序に基づいて段階的に、北京と結ぶ国際旅客便を再開するとしている。中央テレビニュースが報じた。
中国国際航空は現時点で、北京に乗り入れる国際線8路線の再開をすでに発表している。
また全日本空輸(ANA)は今月11日から、北京発成田行の直行便を再開した。ANAの北京市との間の直行便は2年3ヶ月ぶりの再開となった。
海南航空は今月16日から、北京とセルビアの首都ベオグラードを結ぶ直行便(往復)再開を計画している。新型コロナウイルスの感染拡大後では、海南航空が初めて運行を再開する北京と海外を結ぶ定期便の一つとなる。
エールフランスは今月22日から、パリと北京を結ぶ直行便を再開する計画で、週1便の運航となる。
中国民用航空ハイクオリティ発展研究センターの綦琦氏は取材に対して、「中国の国際旅客便は、全ての国に対して平等に開放している。一部の国との間で国際便を先に再開しているのに、再開しない国もあるのは、様々な要素を検討している結果。例えば、市場全体のニーズや相手国・地域が中国の新型コロナウイルス対策に協調できるかなどだ」と説明している。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年7月14日