「三体」シリーズゲームが今後3-5年以内に発売される見込みだ。
ゲーム総合運営プラットフォームを手がける遊族網絡股份有限公司は6月27日に行なわれた2021年度オンライン決算説明会の中で、「当社は目下『三体』のシリーズゲーム開発に取り組んでおり、今後3-5年以内に製品を次々市場へと打ち出していく予定だ」と明かした。
「三体」ゲームの開発について、同社には早くから構想があったという。
2015年決算の中で同社はすでに「三体」ゲームに言及しており、中国国内でトップレベルのSFの知的財産権である「三体」の複数のゲームの開発準備を始めた上、プロジェクト計画を立案したことに言及していた。しかしその後、具体的な動きは伝えられていなかった。
そして2年前、同社は「三体」シリーズゲームの開発に着手した。
また、2021年年次報告書でも、シリーズゲームの開発を進めており、今後3-5年以内に製品を次々市場へと打ち出していく予定あることを明らかにしていた。
「三体」はSF作家・劉慈欣の長編SF小説シリーズで、「三体」、「三体Ⅱ:暗黒森林」、「三体Ⅲ:死神永生」の三部作からなる。
注目されるのは、テレビドラマ版「三体」がまもなく放送されることだ。6月21日には、ドラマ「三体」公式微博(ウェイボー)が最新の番組ポスター、予告編、キャストを発表した。
原稿執筆時点で、同社の株価は0.1%上昇して、1株9.81元(約200円)となっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年6月29日