ドラマ版「三体」の初の予告動画。 動画のスクリーンショットは主催者が提供
著名なSF作家・劉慈欣氏のベストセラー小説「三体」を原作とし、楊磊(ヤン・レイ)監督がメガホンを取った実写ドラマ「三体(Three-Body)」の予告動画が今月3日に公開され、大きな注目を集めている。中国新聞網が報じた。
騰訊(テンセント)版ドラマ「三体」の初の予告動画は、同日に開催された2022テンセントオンライン動画V視界大会で公開。主演の張魯一(チャン・ルーイー)、于和偉(ユー・ホーウェイ)、陳瑾(チェン・チン)、王子文(ワン・ズーウェン)、林永健(リン・ヨンジェン)、李小冉(リー・シャオラン)らが出演しているほか、予告動画には紅岸基地や幽霊カウントダウン、古筝行動などの名シーンも紹介されている。
小説「三体」は、ヒューゴー賞(長編小説部門)を受賞した初のアジアの作品で、名作としてSFファンの心に刻まれている。同作品は、中国のSFが世界一流の水準に達している証しともなっている。
「三体」の映画化やドラマ化がここ数年ずっと注目を集めており、テンセント版ドラマ「三体」も、プロジェクト始動時から、たくさんの「三体ファン」の注目の的となってきた。
今回公開された予告動画は、昨年キャスティングが発表された後、初となる公開映像。楊磊監督は、「おもしろいSFというのは、現実的意義がある作品だ。今はSFでも、明日には現実になるかもしれない」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月5日