宜賓臨港鉄道道路併用長江大橋 (画像提供は中国鉄路成都局)
四川省宜賓市東部に位置する宜賓臨港鉄道道路併用長江大橋が31日、無事に閉合した。人民網が伝えた。
同橋は、全長は約1742メートル、橋面幅は約64メートル、最大支間長は522メートル。同類の橋のうち、幅と支間長がいずれも世界一だ。
同橋の中央には線路4本の時速300キロメートルの高速鉄道、その両側には片側3車線の都市高速道路、最も外側には歩道や軽車両レーンを設置する。同橋は完成後、世界初の高速鉄道と自動車道が平行する橋、世界で幅と支間長が最大の鉄道道路併用鋼箱桁ケーブル斜張橋になる。
宜賓臨港鉄道道路併用長江大橋 (画像提供は中国鉄路成都局)
プロジェクトチームは同橋の建設任務を安全かつ高品質・高効率で遂行するため、長江川上の最大規模の深水岩盤の基礎の施工、超高・超大ケーブル支え橋の施工、超大型鋼箱桁の吊り下げという3つの技術的難題を解決した。
同橋の開通・運営後には、高速列車と自動車が並走するという壮観な光景が見られ、長江南北両岸の交通の圧力を効果的に和らげることになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年6月1日