北京時間12日夜、上海を含む世界各地で同時に記者会見が行われた。天文学者が会見で、銀河系中心に位置する超大質量ブラックホールの初の画像を公開した。
同画像はイベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)コラボレーションという国際研究チームが、世界に分布している電波望遠鏡でネットワークを構築し「撮影」したものだ。
銀河系中心のブラックホールが地球から2万7000光年も離れていることから、その大きさは地球から見ると38万キロメートル離れた月の表面にあるドーナツの大きさとあまり変わらない。
EHTコラボレーションは2019年に人類にとって1枚目のブラックホールの画像(より遠いM87の中央のブラックホール)を発表したのに続くもう一つ重要なブレイクスルーを成し遂げた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年5月13日