中国石油集団経済技術研究院はこのほど、最新版の年次「国内外油ガス業界発展報告書」を発表した。それによると、中国の製油能力が高成長を維持し、2021年末に米国に追いつき年間9億1000万トンにのぼった。22年も高成長が続く見通しだ。21年の中国のエチレン生産能力は年間850万トン急増し、エチレン当量自給率が66.2%に大きく上昇した。中国は22年、世界最大の製油・エチレン生産国になる見通しだ。しかし、大規模だが競争力が弱く、製油能力の過剰という問題が、中国の製油業界の効果的な発展の妨げになるという。経済日報が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年4月19日