中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は17日の定例記者会見で、「米側のいわゆる『台湾関係法』と台湾地区に対する『6つの保証』は不法かつ無効だ」と表明した。
中米首脳会談の台湾地区関連の内容に関する質問に対し、趙報道官は「中米首脳テレビ会談の台湾地区関連の問題に関する状況については、すでに16日に詳しく説明したし、中国側はプレスリリースも発表した」と指摘。
「私が強調したいのは、米側が遵守すべきは『一つの中国』原則と中米間の3つの共同コミュニケであるということだ。これは中米両国間の重要な政治的コンセンサスであり、中米関係の政治的な基礎でもある」と述べた。
また「いわゆる『台湾関係法』であれ、『6つの保証』であれ、完全に米国内の一部勢力が仕立て上げたものであり、中米間の3つの共同コミュニケと相反し、実質的に米国内法を国際的義務の上位に置くものであり、不法かつ無効だ」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年11月18日