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米中関係全国委員会ガラディナーに両国首脳が祝賀メッセージ

人民網日本語版 2021年11月11日15:45
米中関係全国委員会ガラディナーに両国首脳が祝賀メッセージ

米中関係全国委員会(NCUSCR)は9日、ニューヨークで2021年度ガラディナーを催した。中国の習近平国家主席と米国のバイデン大統領はそれぞれ書面で祝賀メッセージを寄せ、中国の秦剛駐米大使とNCUSCRのジェイコブ・ルー会長がそれぞれ読み上げた。新華社が伝えた。

習主席は祝賀メッセージで、NCUSCR及びそのメンバーが中米関係の発展と各分野の両国交流・協力の推進に長年尽力してきたことを評価し、「中米関係は現代世界における最も重要な二国間関係の1つだ。それぞれ最大の発展途上国と最大の先進国であり、そしていずれも国連安保理常任理事国である中米両国が互いの関係をうまく処理できるか否かは、両国及び両国民の根本的利益に関わり、世界の前途に関わる。現在、中米関係は重要な歴史的岐路に立っている。両国は和すれば共に利し、争えば共に傷つくのであり、協力が唯一の正しい選択だ」と指摘した。

また習主席は、「中国側は相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンの原則に基づき、米側と各分野で交流や協力を強化し、重大な国際・地域問題、グローバルな試練に共同で対処すると同時に、溝を適切に管理・コントロールし、中米関係を健全で安定した発展という正しい軌道へ戻す後押しをすることを望んでいる」と強調した。

バイデン大統領は祝賀メッセージで、「過去半世紀余り、NCUSCRは米中協力の後押しに尽力し、相互理解の促進と建設的対話を通じて、両国が共通点を見出す手助けをしてきた。今日、我々の世界は歴史的転換点を迎えている。新型コロナ対策や気候変動の現実的脅威の解決などにおいて、米中関係はグローバルな意義を持つ。こうした試練を解決し、多くのチャンスを捉えるには、国際社会がより広範に団結し、我々一人一人が自らの力を尽くして、安全で平和な、活力に満ちた未来を築く必要がある」とした。

秦大使は挨拶で、「習主席は祝賀メッセージで中米関係の発展に対する中国側の積極的姿勢と原則的立場を示した。中国側の対米政策は高度の継続性と安定性を保ち、常に両国民及び世界の人々の根本的利益に立ち、戦略的高みと長期的観点から中米関係を捉えている。中米関係はもう昔に戻れないと言う人がいるが、だからといって我々が中米関係を大切にせず、さらには恣意的に関係を壊してもいいと言うのか?我々は断じて同意しない。我々は米国政府と各界の識者と共に、中米首脳電話会談の精神に従い、対話を強化し、溝を管理・コントロールし、協力に焦点を合わせ、中米関係を正常な軌道へ戻すために共にたゆまず努力することを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年11月11日

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