フライング・タイガースが中国で抗日戦争を支援してから80年になる。中国人民対外友好協会は16日、北京で関連記念行事を開催した。秦剛駐米大使は記念行事にオンラインで出席し、挨拶を述べた。新華社が伝えた。
秦大使は挨拶で、「過去80年間、米国のフライング・タイガースの美談は中米両国で世代を超えて伝えられてきた。中国と米国は戦火を経て鍛えられた両国民の友情を継承すべきであり、誤解や誤った判断、さらには衝突や対立に向かうべきではない」と述べた。
また秦大使は「現在、中米関係は厳しい試練に直面している。両国は政治制度、文化、発展段階の異なる2つの大国の相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンを実現し、新型コロナウイルスのパンデミックとの闘い、経済回復、気候変動などグローバルな試練に共同で対処するという重要な責任を担い、未来の世代のために、平和で繁栄し、安定した世界を築くべきだ。我々が今日、フライング・タイガースの精神を記念し、発揚することの意義は、まさにここにある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年11月18日