冬季五輪の開催を成功させるためには、ボランティアの協力が不可欠だ。スポーツの祭典である来年の北京冬季五輪開催期間中も、ボランティアが活躍する姿を会場のあちらこちらで目にすることになるだろう。
中央広播電視総台の報道によると、冬季オリンピック・パラリンピックのボランティアの募集がほぼ終わり、その研修が全面的に実施されている。
ボランティアの申込者数は100万人を超え、うち18歳から35歳までが95%以上となっている。
オンラインとオフラインの面接を経て、北京冬季五輪組織委員会の41の業務分野のボランティア2万人がすでに採用されている。そのほとんどが北京と河北省の高等教育機関に通う学生だ。
北京冬季オリンピック・パラリンピックのボランティアは北京市と河北省に計3ヶ所設けられた競技エリアにある競技会場12ヶ所とトレーニング場3ヶ所、試合競技では使用されないスポーツ施設26ヶ所、その他重点サービス施設でサービスを提供することになっている。
サービスは、外部との連絡業務や競技運営、メディアの運営・中継、会場運営などの10項目に分かれている。
ボランティアの研修は、一般研修をベースに、ボランティアのポストに合わせた専門的な研修、会場の研修、ポストの研修が実施される。
ボランティアの一般研修は12月末までに終わり、各会場や施設が正式に運用を開始する7日前から、ボランティアは活動を開始し、会場とポストに合わせた研修が実施される計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年11月3日