中国国債が10月29日、世界国債インデックス(WGBI)に正式に組み入れられた。これは、2019年にブルームバーグ債券インデックス、20年にJPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス(Jp Morgam EMBI)に組み入れられたのに続くもので、中国国債は世界3大主流債券指数すべてに組み入れられたことになり、ここには中国政府の債券市場改革・開放の成果に対する国際社会の賛同も反映されていることを示している。中国新聞社が伝えた。
中国財政部(省)によると、中国は長年にわたり、複数の措置を同時進行で行い、国債市場の対外開放プロセスを力強く推進し、国債市場の持続的で健全な発展を促進してきたという。
同部の関係責任者は、「今年は国債の発行が再開してから40周年にあたり、今後は海外資本の中国国内債券市場に投資する際の税金面での優遇政策を引き続き実施し、リスク予防メカニズムを整備し、外資の中国債券市場への参入をさらに秩序立てて推進し、国債市場のより質の高い対外開放を促進し、中国経済の規模と釣り合った安全で高効率の大国らしい国債市場を構築していく」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年11月1日