中国第3世代宇宙遠洋測量船「遠望6号」が17日、中国衛星海上測量制御部埠頭を離れ、インド洋の予定の海域で行われる複数回の海上測量制御任務に向かった。新華社が伝えた。
今回の遠望6号の総航行距離は1万6000カイリを超え、海上作業時間は76日にのぼる。
遠望6号は建造後、前後して70回の海上測量制御任務を順調に行ってきた。徐正峰副船長は、「今年7月には任務の合間を利用し、ドック内強制検査、水面下設備整備、重要設備定期メンテナンス、各設備信頼性検査・整備など130余りの作業を行った。船全体の各設備・各システムのコンディションは現在良好で、試験参加者の士気が高く、全体的な姿が一新された」と述べた。
遠望6号は今年に入り立て続けに出航し、有人宇宙船「神舟12号」を始めとする6回の海上測量制御任務と船舶ドック修理を次々と行い、累計海上滞在時間は130日以上となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年8月18日