2021年上半期に、中国国内市場では5Gスマートフォンの出荷量が前年同期比100.9%増の1億2800万台に達した。中国新聞社が伝えた。
中国情報通信研究院は13日に21年6月の国内携帯電話市場の運営分析報告を発表した。
関連データによると、5Gスマホが出荷量に占める割合が上昇を続けた。21年1-6月の5Gスマホ出荷量は同期の携帯電話出荷量の73.4%を占めた。そのうち6月の5Gスマホ出荷量は同13.0%増、前月比18.2%増の1979万1千台となり、同期の携帯電話出荷量に占める割合は77.1%に上昇した。
携帯電話市場全体が回復している。6月には国内市場の携帯電話出荷量は同10.4%減、前月比11.7%増の2566万4千台だった。
同報告の分析によると、6月の携帯出荷量が前年同期比引き続き減少したのは主に、国内市場が引き続いて、前倒し需要(第1四半期<1-3月>の出荷量は同100.1%増加した)、モバイルチップの不足、華為(ファーウェイ)の空席などの影響を受けたためで、前年同期比は減少傾向が続いたが、減少幅は4-5月の30%超から10%に縮小するとともに、前月比11.7%増を達成した。
比較の対象となる昨年の基数が低かったため、今年上半期の国内市場の携帯電話総出荷量は同13.7%増の累計1億7400万台になった。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年7月14日