昨年4月、鄭景泰さん夫婦は、新疆維吾爾(ウイグル)自治区伊犁(イリ)哈薩克(カザフ)自治州を出発した。約8千キロメートル離れた故郷の福建省まで、馬に乗って帰る計画だ。福建省泉州市で弁護士として働く鄭さんは、「侠客(任侠に生きる渡世人)」になるという夢をずっと抱いており、妻と共に馬でさすらいの旅に出ることにした。鄭さん夫婦は、3頭の馬を連れ、丸1年間旅を続けた。道中、多くの景色を眺めながら進み、今年の労働節(メーデー、5月1日)連休中に湖北省十堰市に到着した。鄭さん夫婦は今回の旅にすでに30万元(約500万円)以上を費やしてきた。年末には泉州に戻り、旅を終える予定だという。人民網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年5月7日