世界保健機関(WHO)は現地時間の19日、新型コロナウイルス感染症に関する定例記者会見を開いた。テドロス事務局長は、「1月と2月には、世界の新型コロナウイルス新規感染者が6週間連続で減少したが、現在は4週間連続の増加となる可能性がある」と述べた。中央テレビニュースが伝えた。
WHOによると、現在、死者数は減少を続けるが、減少ペースが鈍化し、多くの地域では新規感染者が増加している。変異した新型コロナウイルス、社会における防疫措置の解除、ワクチン接種の不公平さがもたらした影響に、人々は懸念を抱いているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年3月20日