火鍋にBBQ、串串(ピリ辛串料理)、柴火鶏(地鶏の煮込み料理)、黄燜鶏(鶏肉のピリ辛煮込み鍋)、紙包魚(魚の包み焼き)、酸菜魚(白身魚の高菜煮込み)など、ミニキッチンで、100種類以上の「ミニグルメ」が誕生している。小さな調理器具に小さな食材、画面の向こうにいても、出来立ての御馳走の良い香りが漂ってくるようだ。キッチンの傍らには、1980年代を彷彿とさせるリビングや売店、街並みも目にすることができる。四川省成都に住む「80後(1980年代生まれ)」女性の寧静さんは、木切れや粘土などを使い、そんな「ミニチュアワールド」を作りあげた。食べることが大好きな彼女は、さまざまな「ミニグルメ」を作り、動画を制作してネット上に投稿しており、すでに400万人以上のフォロワーと3千万件以上の「いいね!」を獲得している。瀟湘晨報が伝えた。
ミニキッチンで作られるグルメの数々は、中国人は普段から食べている料理がほとんどで、その作り方から色合い、醸し出す味わいもリアルで、多くのネットユーザーの心を捉えており、「一度に1千皿は平らげることができそう」や「これぞ私が思い描くこだわりの暮らし」といったコメントが寄せられている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年12月22日