道路沿いの飲食店などの外観は統一され、ショッピングモール・新燕莎金街購物広場は一時閉店して改装工事を行い、デパート東安市場も改修工事を実施するなど、北京の歩行者天国・王府井では現在、大規模な改修工事が行われている。店の多くが足並みを揃えてリニューアルしており、年末には工事が終わり、各店は装いを新たにリニューアルオープンして客を迎えることになりそうだ。北京日報が報じた。
王府井に足を運ぶと、大規模な改修工事が実施され、一部の店は一時閉店していた。現在、歩行者天国の東側は、ガラスカーテンウォールで統一された斬新な外観が完成間近になっている。一方、西側の外観はまだ工事中だった。
近年、王府井では継続的に調整、最適化が実施され、街の景観をリニューアル。看板や臨時に設けられた建築物などの整備も集中して行われ、周辺の胡同(伝統的な民家が建ち並ぶ細い路地)の環境も整備。交通観光も最適化されている。昨年末の時点で、王府井の歩行者天国は北に300メートル延長され、故宮や天安門などの周辺の観光地とのアクセスがより便利になった。快適に歩いて観光できる街づくりで、街にさらなる活気がもたされている。
王府井は今後、独特な人的・文化的魅力を備えた世界一流の歩行者天国という位置付けで、グローバル化されたハイクオリティな行楽地を目指している。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月14日