広東省広州市商務局の支援・指導のもと、市内にあるケンタッキー6店舗は21日から公益試行スポットとなり、「フードバンク」が正式にスタートした。売れ残った賞味期限内の食品が、店舗入り口に設置された「フードバンク・セルフピックアップボックス」と名づけられた冷凍庫に置かれ、必要とする市民に無料で提供され、「勤勉倹約」スタイルを実践する。中国新聞網が報じた。
広州市淘金路にあるケンタッキーの入口に、「ケンタッキー・フードバンク勤勉倹約セルフピックアップボックス」と書かれた冷凍庫が設置され、中には、ケンタッキー・フライドチキンや油条(中華風揚げパン)などの食品が入った数十の袋が保管されている。フードバンクの食品は、冷凍保存されており、冷凍庫内の温度は、食品の安全性を確保するために、マイナス22℃からマイナス18℃に設定されている。市民がピックアップしやすいように、ケンタッキー側は、余剰食品を分けて袋に入れ、袋には、商品名・フードボックスに置いた日・食べる際の注意などの情報が書かれている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年9月24日