6月11日に新型コロナウイルスの感染が確認された北京の食品卸売市場・新発地市場は、13日午前3時に緊急閉鎖されたが、それから1ヶ月にわたる戦「疫」を経て、感染症は効果的に抑制された。全面消毒、バージョンアップ・改善措置が行われた市場は、小売り機能が全面的に撤廃され、段階的に再開している。中国新聞網が伝えた。
同市場の試験営業が行われている回転新エリアを取材した。ここは7月31日に試験営業を開始し、主にリンゴ、ナシ、ショウガ、ニンニクを供給するという。バージョンアップ・改善後の同市場は「卸売りと小売りの分離、乾いた商品と湿った商品の分離、生ものと加工品の分離」が厳格に実施され、「売り手の登録制、買い手の会員制」措置が採用され、サプライヤー(売り手)とバイヤー(買い手)はいずれも「登録—予約—入場—取引—退場」の5段階に分けて取引を行わなければならないとされた。すべての取引はルールに基づき、「オンライン化」して行われる。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年8月14日