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華為(ファーウェイ)の郭平輪番会長は27日に開催されたグローバルオンラインサミット「2020年ウィンウィンの未来」で、「世界での5G展開が一段落した。業界の応用を発展させること、5Gのもたらすメリットを発揮することが、次の段階の重点だ」と述べた。「環球時報」が伝えた。
ファーウェイはこのほど20年上半期の決算を発表し、各社が業績を落とす中でファーウェイが成長を達成できるのかといぶかしむ外部の懸念にデータで答えを示した。郭氏は、「ファーウェイの上半期の売上高は4540億元(1元は約15.0円)に上り、前年同期比13.1%増加した。これほどの成長の達成はそれほどたやすいことではない。今年6月末現在、世界の通信キャリア81社が5G商用ネットワークを展開し、世界の国内総生産(GDP)のおよそ72%を占める国と地域をカバーした。現在、世界の5Gユーザーは9千万人を超え、70万ヶ所を超える5G基地局が設置されており、年内に150万ヶ所を超えることが予想される」と説明した。
また郭氏は、「これまでの30数年間に、ファーウェイは世界の170を超える国と地域で1500を超えるネットワークを建設し、6億人の消費者にスマート端末機器を提供し、世界の30億人を超える人々にサービスを提供するとともに、世界のトップ500社のうち228社にサービスを提供した」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月29日