王毅国務委員兼外交部長(外相)は24日にドイツのハイコ・マース外相とビデオ会議を行い、質問に答えて目下の中米関係について説明した。
王氏は、「中米関係が現在直面する困難は完全に米国が一方的に作り出したものであり、その目的は中国の発展プロセスを徹底的に断ち切ろうとする企みであり、そのためには手段を選ばないし、さらにレッドラインというものもまったくない。最近、米国の一部の反中国勢力は意図的にイデオロギー対立を作り出そうとし、公開の場で他国にどちらの側に立つか選ばせ、米国の私欲のために中国と対抗するよう迫るが、良識と独立した精神をもつ国は米国の仲間になろうとはしない」と述べた。
また王氏は、「中国はやはり米国と衝突せず対抗せず、相互に尊重し合う、協力・ウィンウィンの関係を発展させることを願うが、我々は必ず国家の主権と民族の尊厳を守り、自国の正当な発展の権利を断固守り、国際関係の基本的規範を断固守る。中国は米国に従って踊り出すことはないし、米国が勝手なことをするのを絶対に許さない」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年7月25日