在ヒューストン中国総領事館のウェブサイトによると、蔡偉総領事は22日、ABC13とインターナショナル・フォーカス誌の共同インタビューに応じた。
蔡総領事は「7月21日、米側は突然中国側に在ヒューストン総領事館の閉鎖を要求してきた。この行為は国際法と国際関係の基本準則への重大な違反、中米領事条約の規定への重大な違反であり、中米関係を意図的に破壊する、非常に横暴で理不尽なものだ。中国側はこれを強く非難する。中国側は米側に、この誤った決定の即時撤回を促す。さもなくば、必ず正当かつ必要な対応を取る」と表明。
「中米の40年間の付き合いの経験は、両国が和すれば共に利し、争えば共に傷つくことを十分に証明している。まさに王毅国務委員兼外交部長(外相)が先日中米シンクタンクフォーラムでのスピーチで指摘したように、中国の対米政策に変更はなく、我々は依然として善意と誠意に基づき中米関係を発展させることを望んでいる。我々は米側と向き合って進み、協調・協力・安定を基調とする中米関係を構築し、共に推進すべく努力することを望んでいる」と強調した。
また、在ヒューストン中国総領事館に関する米側の様々な嘘に反論し、「嘘はたとえ1千回繰り返しても、事実にはならない。米側の一部の政治屋は、いわゆる『ポリティカル・コレクトネス』のために嘘ばかりつく一方で、民衆の生死と幸福は顧みない。結局自他共に害することになるのは必至だ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年7月23日