浙江省紹興市は10日、湖北省の大学の卒業見込み大学生を対象にした特別就職キャンペーンを湖北省武漢市で始めた。雇用機関495社が約7900ポストを準備しており、湖北省の就職難緩和に一役買っている。武漢がこのほど封鎖を解除して以降、他の省が同市で開催した初の特別就職キャンペーンだ。人民日報が報じた。
紹興市は春に中国全土で就職キャンペーンを実施する予定で、武漢市での開催が皮切りとなった。開催に当たり、業務グループは武漢市の大学86校の卒業見込み大学生の人数、優位性を誇る学科、所在ブロックなどの詳しい情報リストを作成し、76社の上場企業、10大製造業クラスタ重点育成企業を含む企業・事業機関495社のポストを準備した。
紹興市の関連の責任者は、「募集要項が学部生以上の約5800ポストを集めた。その平均年収は9万元以上(1元は約15.4円)で、湖北省の大学の卒業者や湖北省籍の卒業生が紹興市で起業、就職する場合、政策で定められている通常の定住補助金を20%増で支給する。今後、当市政府主導で開設された公益性クラウド就職プラットホーム『淘崗網』を通して、オンラインで新入社員を募集する。武漢の大学86校で、就職キャンペーンを実施すると同時に、重点大学数校で小規模のターゲットを絞った就職キャンペーンを実施する計画だ」と説明する。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年4月11日