新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、多くの観光客が旅行を中止して家に引きこもる日々を送っているなか、雲南省昆明ではデリバリースタッフのサービスに「ユリカモメに遠隔エサやり」という特別なサービスが加わった。中国新聞網が伝えた。
デリバリー企業の関係者は、「新型コロナウイルス感染拡大が続くなか、デリバリープラットフォームでユリカモメのエサを注文したものの、感染拡大予防のため、結果的にキャンセルしなければならないケースが生じていた。だが、今月3日に、カモメの観測スポットとして有名な観光地『海埂ダム』が再び開放されたことから、ユリカモメのエサの注文量も次第に回復し、毎日、全国各地から多くの注文が再び寄せられるようになった。多くの注文客は今年は遠隔でのエサやりしかできないが、来年は必ず、『白い精霊』たちに会いに行くとメッセージが添えられている」とした。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年3月12日