ボランティアで住民の散髪をする殷さん。 |
新型肺炎予防・抑制という特殊な時期にあって、上海市の多くの理髪店はまだ休業中となっており、市民の日常生活に不便が生じている。そんな中、68歳になる「カリスマ理髪師」の殷さんが、退職後も自分が住む団地でボランティアをしてきた経験を活かし、嘉定区江橋コミュニティのボランティアサービスセンターが募集していた理髪ボランティアの一員に見事選ばれた。感染が拡大している時期であることを考え、交差感染を防ごうと、殷さんはわざわざアルコール綿などの消毒用具を準備し、1人散髪を終えるたびに理髪道具を一つ一つ丁寧に消毒している。東方網が伝えた。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年2月26日