共同発展の歴史的チャンスをつかむ (2)

論説はまた「現在、中国国民は困難を迎え撃ち、抑えつけられればなおさらに果敢になり、外部圧力を改革深化と開放拡大の強大な原動力に転化している。中国経済はたゆまず発展のチャンスを創造し、発展空間を拡大し、『安定の中での好転、長期的好転』という基本的趨勢を保っている。そして中国の夢は世界の夢と密接に通じ合っており、中国発展の戦略的チャンス期は、中国が世界のパートナーと連携して共に発展する戦略的チャンス期でもある。まさに国際ウォッチャーが言うように『安定した中国は不確定さに満ちたこの世界において最大の安定源』なのである。今日においてそうであるし、今後長い歴史の時間においても、そうなのである」と指摘。

「すでに中国は世界経済成長への寄与率において長年世界首位にある。最新の『国連世界投資報告』は、2019年上半期に中国が730億ドル相当の外資を誘致して、引き続き世界第2位の外資流入国及び外資流入の最も多い途上エコノミーとなったことを示している。第2回中国国際輸入博覧会の成約見込額は累計711億3000万ドルに達した」「この2つの『700億ドル以上』は、中国市場のもたらすボーナスと開放水準を世界が認めていることを示し、中国経済への世界の信頼を示すものである」と指摘した。

論説は最後に「中国は両腕を広げて、各国に更に多くの市場機会、投資機会、成長機会を提供し、共同発展を実現する。中国国民は自らが良い生活を送ることだけでなく、他の国々の人々が良い生活を送ることも希望している。高水準の開放は確かな互恵・ウィンウィンの成果をもたらし、協和万邦という中国の度量を体現し、中国の底力と責任感をはっきりと示している」と強調した。

（「国紀平」は人民日報の著名な論説欄で、通常重大な国際問題について中国の立場と観点を詳述する）（編集NA）

「人民網日本語版」2019年12月31日