携帯電話、タブレット端末、テレビなど13種の電子製品のうち、最も目が疲れやすいのはどれだろうか。中国消費者協会がこのほど発表した実験結果は、タブレット端末という答えを示した。北京晩報が伝えた。
同協会は今年上半期、代表的な13種の電子製品(携帯電話5機種、タブレット端末4機種、テレビ4機種)を購入し、募集した学生21人にゲームを30分間プレイさせた。その結果、ブルーライトのはいずれも安全範囲内に収まったが、これらの製品を使用することで被験者にはさまざまな目の疲れが生じたことが明らかになった。
実験結果によると、13種の電子製品のうち、携帯電話2機種、タブレット端末2機種、テレビ1機種による目の疲れが大きかった。携帯電話2機種、タブレット端末4機種、テレビ4機種は視覚機能に影響を及ぼした。画面の大きさと視力への影響の間には大きな関連性がなく、それよりもディスプレイの材質、物理的性能の影響が大きかった。現在市場で流通している携帯電話、タブレット端末、テレビの画面はOLED及びLCDが中心的だ。評価結果を見ると、OLEDの一部と改良版LCDの方が目に優しかった。
同協会は消費者に対して、これらの製品でゲームをプレイする時はまばたきを多めにし、なるべく休憩を取り、目の長時間の使用を避け、目の潤いを極力維持し、若者の電子製品連続使用時間は30分以内とするよう提案した。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年6月13日