韓国大統領府の金宜謙報道官は10日、第2回朝米首脳会談の準備をするため、朝鮮と米国の代表が近く再協議を行う予定であることを明らかにした。新華社が伝えた。
金報道官によると、朝米代表は17日からの週に「アジアの第三国」で再び協議を行う見通しだ。金報道官は協議の具体的な開催地・日時、その他詳細は明らかにしなかった。
金報道官によると、韓国の文在寅大統領と米国のトランプ大統領は近く朝米首脳会談について意思疎通を図る。電話会談になるというのが韓国メディアの見方だ。
米国のビーガン朝鮮担当特別代表は6~8日、朝鮮を訪問し、朝鮮側高官と協議を行った。その後、ソウルで韓国の鄭義溶国家安保室長、康京和外相、日本の金杉憲治・外務省アジア大洋州局長とそれぞれ会い、訪朝の成果を伝えた。
金報道官は鄭国家安保室長の話として「ビーガン特別代表は朝鮮で手厚いもてなしを受けた。協議は順調かつ広範囲に渡り、双方が自らの立場とニーズをオープンに、全面的かつ詳細に伝える有益な機会となった」とした。
また、韓国メディアはビーガン特別代表が9日に韓国高官と会った際の発言を報道。ビーガン特別代表によると朝鮮側との協議は「成果に富み」、第2回米朝首脳会談の推進にとって「建設的」であり、「互いに関心を寄せる複数の分野」について意思疎通を行い、再び協議することで合意したという。一方で、米朝首脳会談の前にはまだ「極めて困難な作業がある」ともした。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年2月11日
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