蔵王温泉スキー場は山形県山形市の蔵王温泉に位置するスキー場。単独のスキー場としては日本最大の面積を誇り、ロープウェイ・リフト数も日本最多の41基となっている。コースは26本あり、1日では全てのコースを滑りきれないほどの規模だ。また、その最長滑走距離は10キロとなっている。人民網が伝えた。
同スキー場の最大の特徴は樹氷。最上部には広大な樹氷原が広がっており、世界的にも知られている。ロープウェイ山頂駅から下る樹氷原コースでは、樹氷を見ながらスキーを楽しむことができる。コースは比較的平坦なため、初心者でも滑走可能。樹氷は1-2月にシーズンを迎えるが、通常は悪天候な場合が多く、快晴になるのは週1回程度となっている。また1月と3月の週末と2月の全日は夜間に樹氷のライトアップが行われ、幻想的な風景を堪能できる。
蔵王温泉のエリアには、タカミヤホテルグループが運営するホテル・旅館が6軒あり、その一つである「名湯舎 創」は、和モダンが特徴の旅館。2017年にリニューアルされたばかりで、老舗の雰囲気を残しつつ、高級感のある造りとなっている。名湯の蔵王温泉を源泉かけ流しで楽しむことができる。また、全室禁煙で女性客や家族連れの宿泊客に安心の旅館となっている。
また同ホテルの近くには、「山形酒のミュージアム」があり、山形県内の53の蔵元の日本酒がそろっているため、温泉を楽しんだ後は、ここで様々な種類の日本酒を味わうことができる。タカミヤホテルグループのホテル・旅館には試飲無料券が置かれているので、日本酒を1種類試飲することが可能だ。また、同施設内には「湯けむり屋台 つまみ」という店もあり、山形県の郷土料理を食べながら、様々な種類の日本酒を堪能できる。(文・木村雄太)
「人民網日本語版」2019年1月28日
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