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ミクロな世界の探索、中国が「慧眼」を開発

人民網日本語版 2018年12月27日14:48

中国科学院蘇州生物医学工程技術研究所が担当する国家重大科学研究設備開発プロジェクト「超解像顕微光学中核部品及びシステムの開発」が26日、検収に合格した。これは中国が先端超解像光学顕微鏡の開発能力を獲得したことを意味する。科技日報が伝えた。

現在の生物学及び基礎医学の研究において、高・超解像光学顕微鏡が重要な役割を果たしている。10−100ナノスケールの超解像顕微光学イメージングは、オリジナルの研究成果を上げるための重要手段だ。これまで中国はほぼ輸入に依存しており、中国の関連フロンティア分野における革新の大きな妨げになっていた。

5年間の研究開発を経て、同研究所の科学研究者は大開口数対物レンズ、特殊光源、新型ナノ蛍光増強キット、システムインテグレーション、検査・測定などのコア技術を全面的に確立した。レーザースキャン共焦点顕微鏡、二光子顕微鏡、誘導放出制御(STED)超解像顕微鏡、二光子・STED顕微鏡などの先端光学顕微鏡を開発した。先端顕微光学加工、調整、検査・測定、及び顕微鏡完成機技術のインテグレーション・エンジニアリングプラットフォームを構築し、中国の先端光学顕微鏡の発展にシステムソリューションを提供した。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年12月27日

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