中国国家博物館が丹念にその準備を進めてきた「偉大なる変革―改革開放40周年記念展覧会」が11月14日から始まった。改革開放後の初の自営業許可書、「天宮号」宇宙ステーションの模型、中国初の自主ハイエンド中大型SUVの「紅旗HS7」などが次々と披露されている。
展覧会の主催側によると、今回の展覧会では6つのテーマエリアを設け、「壮美な章」、「歴史の変遷」、「大国の繁栄」、「未来の発展」などのテーマに分かれているという。とりわけ改革開放前後の比較や対照に焦点を当て、改革開放40年間、なかでも特に2012年11月に開かれた中国共産党第18回全国代表大会以降の国民生活における著しい変化を展示している。
これまでの展覧会と異なり、今回の展覧会は多くのインタラクティブエリアが設置された。例えば「故郷が大好き」というインタラクティブ体験では自分の故郷の建設状況を見ることができ、故郷に「いいね」を送ったり、VRゴーグルをかけて「VR体験」を楽しむこともできる。
「大国の繁栄」展示エリアでは、スマートロボットがちょうど男性の肖像画を描いており、人々の注目を集めていた。「ロボットの目の部分はカメラでできていて、スキャンするとその人物の肖像画を抽出することができる。そして、絵を描くのにかかる時間はたった2、3分ほど」とスタッフが紹介していた。
そのほか、改革開放40周年を祝い、団結して奮進する社会を目指して、展覧会期間には一連の講座も行われる計画だ。(編集HQ)
「人民網日本語版」2018年11月16日
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