現地時間24日午後4時、41両編成の国際定期貨物列車「中欧班列」がベルギーリ・エージュ駅から河南省鄭州に向かって出発した。「陸上シルクロード」である「中欧班列」に、新しい路線が加わり、鄭州と欧州の内陸を結ぶ路線は西に500キロ伸びたことになる。国際商報が報じた。
「中欧班列」で鄭州とつながる地域としては、リ・エージュは最も遠い地域となる。この列車には、主に自動車の部品や化学工業の材料、衣類などが積まれており、約1万1000キロ離れた鄭州まで運ばれる。今回、欧州と鄭州を結ぶ新路線が開通して「仲間入り」したことで、「中欧班列」の路線と目的地がまた増加した。
鄭州‐リ・エージュ路線は、しばらくは1週間に1往復のペースで運行され、その後、1週間に2-3往復に増やされる計画という。同路線は、ベルギーの企業以外に、フランス、オランダ、ドイツ、ルクセンブルク、イタリアなどの周辺国・地域などにもサービスを提供することになり、中国と欧州の貿易の便宜性が一層向上し、物流ルートがスムーズに運行され、ドイツのハンブルグ、ミュンヘンターミナルで重要な物流の集散基地となる「黄金の三角地帯」を形成することになる。
中欧班列の鄭州と結ぶ路線は、リ・エージュ、ハンブルグ、ミュンヘンのほか、ウズベキスタンのタシュケント、カザフスタンのアルマトイと結ぶ計5路線が運行している。中欧班列のネットワークは、欧州連合(EU)やロシア、中央アジアの24ヶ国、126都市をカバーしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年10月29日
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