李衛さん(63)は幼いころから父親である済南影絵職人・李興堂のもとで影絵芝居を学んでいた。11年前に父親が亡くなると、李さんは、済南影絵の伝承と発展という重責を担うようになった。現在、李さんが制作している「済南名人臉譜シリーズ」は父親が生前から制作にとりかかり、未完成だったものを引き継いでいる。新華網が伝えた。
昨年の夏休みから、毎週末になると李さんは済南百花洲で無料で伝統の影絵芝居を披露し、市民たちの人気を集めている。1本の彫刻刀に糸でつなげられた影絵人形、李さんにとって影絵は、「一生離れることのできない身近な存在」だという。また、「生きているうちに済南影絵芝居の名を更に広めていきたい」と語った。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年8月17日
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