張義苹さん(25)は蠟染め産業での起業という夢を持つミャオ族の若い女性で、1993年に「蠟染めの郷」と称される貴州省丹寨県で生まれた。蠟染め技術を継承し、蠟染め文化を伝えていくため、他の地域で働いていた張さんは2014年に故郷に戻り、蠟染め手工合作社を設立し、蠟染め産業での起業という道を歩み始めた。張さんは2016年になると、同県文化部門のサポートを受けて蠟染め企業を立ち上げ、「会社+合作社+手工職人」というスタイルで、家具や衣服などの蠟染め新製品の考案・製作を行い、販売ルートの拡大を行っている。新華網が伝えた。
数年に及ぶ発展を経て、張さんは蠟染め製品の専門店をオープンさせ、同県近くに手工業生産基地を建設した。また、ネットショッピングやライブ配信などの方法を利用して蠟染め製品を販売し、故郷の女性100人以上を貧困脱出へと導いた。張さんは、「私には、蠟染め製品のオリジナルブランドを立ち上げ、クラシカルで素朴なミャオ族の蠟染め文化を発信していくという夢がある」と話した。(編集YK)
「人民網日本語版」2018年5月4日
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