中国大洋協会が19日に発表した情報によると、中国大洋第49回科学観測第4航行段階の科学観測作業がこのほど終了した。隊員は本航行段階で、5ヶ所の海洋マイクロプラスチック調査を行った。中国が南西インド洋で海洋マイクロプラスチック調査を実施するのはこれが初だ。新華社が伝えた。
大洋第49回科学観測第4航行段階首席科学者の倪建宇氏は、「世界的に注目されているマイクロプラスチック汚染などの海洋環境問題について、中国は初めてインド洋で関連する調査活動を展開した。これは中国の海洋マイクロプラスチック観測と海洋環境ガバナンスの世界との融合を促すことができる」と話した。
海洋マイクロプラスチックは「海のPM2.5」と呼ばれている。マイクロプラスチックは有機汚染物質と重金属を吸着し、鳥類や魚介類、海底生物に摂取される。そのため国際海洋生態学と環境科学におけるホットな研究問題になっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年6月20日
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