中国鉄路総公司が北京と瀋陽を結ぶ京沈高速鉄道で7日、高速列車自動操縦システムの現場試験を開始した。これは同社がスマート高速鉄道における重要・コア技術の自主革新で重要な段階的成果を得たことを意味する。中国の高速鉄道は全体的な技術面で、引き続き世界をリードしている。人民日報が伝えた。
同社は今年3月より、建設中の京沈高速鉄道の遼寧区間で、「高速鉄道スマート重要技術総合試験」を全面的に展開している。5月末まで、28件の試験・測定項目のうち13件を完了しており、総合試験の段階的な成果を手にした。これらの成果は北京と張家口を結ぶ高速鉄道、北京と雄安新区を結ぶ都市間鉄道のスマート高速鉄道建設に用いられる予定だ。
情報によると、今回の現場試験はスマート高速鉄道の重要技術総合試験の重要内容となる。未来の高速列車が駅と路線間で自動的に停車・発車・運行するため、大量のデータを提供する。試験は今年9月末まで続けられる計画だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年6月8日
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