中国の鉄道当局は今年6月5日から、弁当をオンライン予約できる高速鉄道の駅を11駅増やし、旅客に便利なサービスを提供している。中国鉄路総公司が取材に対して明らかにした。人民網が報じた。
鉄路総公司の関連部門の責任者によると、2017年7月から高速鉄道の列車内で食べる弁当のオンライン予約を展開して以降、鉄道当局は食品メーカーと連携して、提供する弁当の種類を増やしてきた。そして、18年1月18日からは、オンライン予約できる時間とキャンセルできる時間を発車2時間前から1時間前に短縮し、さらに、インターネットで各地の特産品を予約できるサービスを打ち出し、好評を博している。
現在、中国全土の27駅で、オンライン予約した弁当や特産品が提供されている。それらの駅は基本的に、省都、計画的独立財政市にある主要な高速鉄道の旅客駅だ。旅客の弁当のオンライン予約のニーズに応え、サービスのクオリティを全面的に向上させるべく、今年6月5日から、鉄道当局は、瀋陽駅、天津駅、南京駅、青島駅、烏魯木斉(ウルムチ)など11駅でも、弁当のオンライン予約と特産品の配送サービスを実施する。
11駅は主に、高速鉄道列車の密度が高く、高速鉄道と一般列車の両方が止まる駅、省都都市、計画的独立財政市の主要駅、利用者が多い地級市(省と県の中間にある行政単位)の駅などだ。これにより、中国全土で弁当や特産品のオンライン予約ができる駅は計38駅となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年6月6日
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