「2017年グローバルスマート製造発展指数報告が19日に江蘇省常州市で発表された。それによると、中国はスマート製造発展の「先進型国家」のグループに入り、総合ランキングでは6位だった。中国新聞網が伝えた。
同指数は中国経済情報社指数センターが中国(常州)スマート製造革新研究院と共同で研究開発したもので、4つの1級指標、10の2級指標、22の3級指標からなる評価システムとなっている。1級指標は発展環境、要素の支援、発展の土台、製造業スマート化応用レベルの4つの角度から各国のスマート製造の発展内部の規律を表す。2級指標は1級指標に対する機能や属性の具体的なはたらきを表す。説明によると、すべての指標は権威ある機関が発表し、公開で取得可能なオリジナルデータに基づいたものか、システムや科学的手段によっていくつかのデータを合わせて算出され、専門的機関が保護と定期更新するデータに基づくという。
同報告のサンプル国は22ヶ国に上り、最終評価では第1グループ「リード型国家」に米国、日本、ドイツが入り、第2グループの「先進型国家」に英国、韓国、中国、スイス、スウェーデン、フランス、フィンランド、カナダ、イスラエルが入った。
同報告によると、中国はグローバルスマート製造発展指数の総合ランキングで6位になり、16年と変動がなかったが、各個別指標の順位は軒並み上昇した。中でも発展環境は前回の3位から2位に、要素の支援は13位から11位に、発展の土台は4位から2位になり、製造業スマート化応用レベルは10位から9位になった。個別指標の基本データをみると、中国スマート製造には依然「アンバランス」さがみられ、政策、産業、学術、応用、資本の5方面のうち、政策と学術は勢いよく発展しているが、産業、応用、資金はなお一層の発展が待たれる状況であることがわかる。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年5月19日
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