コーヒーはいまやファッショナブルな飲み物になっている。しかし時代の潮流に乗っているというだけでなく、コーヒーには健康に有益な様々な効果を備えていることは知っているだろうか?ここではコーヒーを飲むメリットを細かく見てみよう。人民網が伝えた。
1.アンチエイジング効果
コーヒーに含まれる抗酸化物質のクロロゲン酸は、皮膚を老化させるフリーラジカルの生成を阻害する働きがあり、皮膚の老化を遅らせることができる。夏にコーヒーを飲むと、日焼け止め効果も期待できる。なぜならコーヒーに含まれるクロロゲン酸が日焼け防止をサポートし、紫外線や大気汚染による皮膚のダメージを減らすのに役立つからだ。
2.肝臓がん罹患リスク低下
コーヒーの摂取と肝臓がんとの関係に関する研究が行われている。米国と日本の一部研究報告によると、コーヒーを飲むと肝臓がんに罹患するリスクを引き下げることができるという。毎日1杯のコーヒーを飲むと、肝臓がんに罹患するリスクが2割低下、毎日2杯飲めば35%低下することが、研究から明らかになっている。
3.脂肪燃焼・ダイエット効果
運動を行う前にコーヒーを飲むと、運動効果が高まり、エネルギー消費が増え、脂肪燃焼が促進される。コーヒーに含まれるカフェインは、筋トレによる脂肪燃焼効果をさらに高め、エネルギー消費を促すことから、ダイエット効果を発揮する。
4.記憶力アップ
コーヒーは、がん予防だけでなく、記憶力アップの効果もある。年をとるにつれて、脳内のストレスホルモンが絶えず蓄積されることから、記憶力にマイナス影響が及ぶ。カフェインは、老化とストレスに関わる受容体をブロック・保護する働きがあるため、老化のプロセスを遅らせることができる。
しかし健康を損なわないカフェイン摂取上限量は1日あたり400ミリグラム、コーヒーなら4杯に相当する量。コーヒーを飲むことにはメリットが多々あるが、飲み過ぎると悪影響を及ぼすことを忘れてはならない。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年5月16日
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