ミレニアム世代(1980年から2000年の間に生まれた若者世代)は親世代に比べ、娯楽と飲食により多くのお金を費やしている。では、彼らは何に「散財」したときに最も後悔するのだろうか?米国デューク大学所属の金融研究室がこのほど、20歳から26歳の若者1千人を対象に実施した調査研究の結果によると、最も散財したと感じるのは、「コーヒーを買う、あるいは外食したとき」と答えた人は50%、「ファストフードを食べたとき」は62%にそれぞれ達した。台湾「経済日報」の報道を引用して中国新聞網が伝えた。
コーヒーを買うことやマクドナルドで外食することは、一度だけなら大した出費ではない。だが、いわゆる「チリも積もれば山となる」で、回数を重ねるとかなりの出費になる。米ナスダック市場に上場しているネットメディア企業「バンクレート(Bankrate Inc.)」がこのほど発表した研究報告から、ミレニアム世代の5項目(雑貨・ガソリン・外食・コーヒー・スマホ代)の出費額は、親世代より年間2300ドル(約26万円)多いことが明らかになった。外食や飲み物など、1回の出費額がそれほど大きくないものを習慣的に消費することが、最も大きなダメージを財布に及ぼすようだ。
ミレニアム世代は、コーヒーショップでコーヒーを買うなど、必要不可欠なもの以外に対して浪費する習慣があると、報告では指摘している。
また、報告によると、米国のミレニアム世代は、毎週平均5回、レストランもしくはデリバリーなどで食事をしており、調査対象者の約30%は、毎週最低3回はコーヒーを購入していた。毎週3回以上外食している割合は、ミレニアム世代は54%に達し、第二次世界大戦後のベビーブーム世代(1946年から1964年の間に生まれた人々)よりはるかに高かった。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年9月20日
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