中国化学工程集団公司が9日に明らかにしたところによると、同公司はコンゴ民主共和国の首都キンシャサ市との間で、インフラ建設セットプロジェクトと都市の固体廃棄物焼却による発電プロジェクトのEPC(設計・調達・建設)総合請負プロジェクトに調印した。契約額は合計25億6500万ユーロ(約3343億8900万円)に上る。新華社が伝えた。
説明によると、キンシャサのインフラプロジェクトの主な内容には、全長50キロメートルのデュアルエネルギー都市軌道交通、全長47キロメートル、両側(往復)で8車線の現代型道路、住宅事業、税務徴収事務所建設、長距離旅客輸送ステーション、現代型病院、職業学校などが含まれる。
発電プロジェクトは一日あたりの平均廃棄物処理能力が2250トン、年間では75万トンになる見込み。年間発電量は3億2千万kWh、発電に利用される電力を除くと、年間送電能力は2億6800万kWhに達するとみられる。
同公司の党委員会書記を務める戴和根会長は、「今回のコンゴ(キンシャサ市)との協力は、弊社がコンゴ(同市)の発展を積極的にサポートするための実際的な取り組みだ。弊社はプロジェクトの迅速で高効率な建設を全力で保障し、優れた製品を生み出すプロジェクト、友好の輪を広げるプロジェクトになるよう努力する」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年5月10日
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