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トロントからカルガリーに引っ越したパンダ一家が初めて一般公開

人民網日本語版 2018年05月08日13:48
トロントからカルガリーに引っ越したパンダ一家が初めて一般公開
互いに見つめ合う「Canadian Hope」と「Canadian Joy」(撮影・余瑞冬)。

カナダが中国から借り受けているパンダ4頭が現地時間5月7日、新しい住まいとなったカルガリー動物園の「パンダ回廊」で初めて一般公開された。この日、パンダの「可愛いらしい姿」を一目見ようと、多くの現地住民が動物園を訪れた。中国新聞社が伝えた。

パンダ一家は今年3月23日、カナダ第一の都市トロントから石油産業の中心地カルガリーに移転した。約1ヶ月半にわたる検疫生活を終え、無事に一般公開がスタートした。

このパンダ4頭とは、今年9歳になる「大毛(ダーマオ)」、10歳の「二順(アルシュン)」、人工授精で2頭の間に誕生した、もうすぐ2歳半になる双子の「加■■(■は目へんに分、Canadian Hope)」と「加悦悦(Canadian Joy)」。

1985年から相次いで3回、6頭のパンダが短期間カナダを訪れた。成都生まれの雄パンダ「大毛」と重慶生まれの雌パンダ「二順」は、2013年3月末にカナダにやって来た。トロントに5年間住んだ後、当初の計画に基づきカルガリーであと5年間生活する。

カルガリー動物園側は、「今のところ、世界で棲息している野生のパンダは1800頭に満たない。この4頭のパンダの世話と研究には、重要な意味合いがある」としている。約18ヶ月後、まず「Canadian Hope」と「Canadian Joy」が契約に基づき、中国に返還される。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年5月8日

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