中国石油化工集団(シノペック)と重慶市政府は18日、◇陵シェールガス田(◇はさんずいに倍のつくり)100億立方メートル生産能力基地の除幕式を開いた。これは中国初の大型シェールガス田が計画通りに年間100億立方メートルの生産能力を立ち上げたことを象徴している。科技日報が伝えた。
同社の焦方正副総経理によると、同ガス田の累計生産量はすでに170億立方メートルを突破しており、うち165億立方メートルを販売している。同ガス田のシェールガス販売量は昨年、最大で1日1670万立方メートルに達した。これは毎日、3340万世帯の生活用ガスの需要を満たせる量だ。焦氏によると、同ガス田には初の国家級シェールガスモデルエリアを建設したほか、世界のシェールガス開発に中国の手本を示した。同社はすでに5大技術体制、100件近くの技術標準を形成しており、中国のシェールガス探査・開発理論革新、技術革新、管理革新の先駆者となっている。
国土資源部(省)の評価と認定を経て、同ガス田の2014、15、17年の累計確定埋蔵量は6008億立方メートルに達し、北米を除く世界最大のシェールガス田になった。同ガス田は2015年に、第1期となる年間50億立方メートルの生産能力を形成するという建設目標を達成した。2017年には年間100億立方メートルの生産能力をもつ大型ガス田になった。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年4月19日
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