国家衛生健康委員会の定例記者会見で発表された情報によると、中国がすでに手足口病の流行期に入ったとしている。3月には全国でこれでまでに2万8000人の感染が確認されており、昨年よりも流行すると予想されている。科技日報が伝えた。
手足口病は腸内のウイルスによって感染する子供がかかりやすい伝染病で、中国では法定報告されている丙類伝染病。感染者数は2010年以降、中国の法定報告伝染病の首位を維持している。感染児童は口の痛み、食欲不振、微熱、手足口などに発疹や潰瘍などの症状が出る。
専門家は、手足口病は個人と環境の衛生に注意し、疾患の流行期には公共の場に行くことを控えるべきだとアドバイス。発熱や発疹といった症状が出れば、直ちに病院に通うほか、感染児童を家庭内で隔離治療する際には、健康に気を配り、消毒を心がけるようにと呼びかけている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年4月12日
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